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医学部のCBT試験っていつから勉強すべき?経験を元にした手遅れにならないスケジュール術

あなたの大学のCBT試験がいつ実施されるか知っていますか?

あなたが4年生なら知らないとやばいですよ。逆に、3年生以下であれば意識が高く準備できていると思います。
結論から言うと、医学部のCBT試験は原則として、臨床実習前に受ける試験です。一部の大学では、3年生の冬頃に受ける大学もあるかと思いますが、多くの大学では4年生の夏から秋にかけて実施されます。

MEDICAL HACKERでは、現役医学生である僕の勉強経験をもとに、CBT対策について整理しています。この記事では、医学部CBTの時期、大学別の日程差、CBTとOSCEの順番、結果はいつ出るのか、落ちたらどうなるのか、再試験や留年リスク、いつから勉強すべきかまで、初めて調べるあなたにもわかるようにまとめます。

この記事のポイント

  • 医学部CBTを受ける学年と時期
  • CBTとOSCEと臨床実習の流れ
  • 落ちた場合の再試験や留年リスク
  • いつから対策すべきかの目安

医学部CBTはいつ受ける?

まずは、医学部CBTの位置づけと実施時期を整理します。CBTは単なる学内テストではなく、臨床実習に進む前に必要な知識レベルを確認する共用試験です。

医学部のCBTは何年生の何月に受ける?

医学部CBTは、一般的には医学部4年生で受ける大学が多いです。理由はシンプルで、CBTは診療参加型臨床実習に入る前に、医学知識が一定水準に達しているかを確認する試験だからです。

医学部では、低学年で基礎医学、3〜4年生で臨床医学を学び、その後に臨床実習へ進む流れが一般的です。CBTはこの流れの中で、座学中心の勉強から実習中心へ切り替わる直前に置かれています。

ただ、カリキュラムは大学ごとに違います。4年生の8~11月に実施される大学が1番多いと思いますが、早ければ3年生の年明けに実施される大学もごく一部あります。

CBTの受験タイミングは、全国の大学で同じでないだけでなく、同じ大学でもカリキュラムの変更により時期が変わることがあります。僕の大学でも、入学時には2月でしたが、自分が受験する2年前くらいに9月に変更になりました。そういうこともあるので、正確な時期は、必ず所属大学の日程や教務からの案内を確認してください。

また、CBTやOSCEに関しては、CATOが出している公式情報で詳細をチェックしてください。

CBTとOSCEの順番

多くの大学では、CBTの後にPre-CC OSCEが実施される流れがよく見られます。CBTは知識を確認する試験、OSCEは技能や態度を確認する試験です。どちらも臨床実習前に重要な試験です。

ただ、難易度としては、圧倒的にCBTの方が高いです。油断してはいけませんが、OSCEに関しては、直前期に練習用実習をする大学もありますし、出題内容が事細かく決まっているので、対策はしやすいです。

ただ、仮にCBTで再試験になってしまった場合、CBTの再試験の勉強とOSCEの対策を並行して行わなければならないスケジュールとなっている大学が多いです。僕の周りにも、共倒れとなってしまった人も多くいるので、注意が必要です。

臨床実習までの流れ

CBT試験は、臨床実習へ進むための大事な通過点です。正確には、CBTだけでなくPre-CC OSCEも含めて、臨床実習前に必要な水準を満たすことが求められます。CBTとPre-CC OSCEに合格をすると、Student Doctorと認定され、参加型臨床実習で患者さんに対して、医師の監督のもと、医療補助行為を行うことが認められます。

段階 内容
座学期間 基礎医学・臨床医学を学ぶ
CBT 臨床実習前に必要な知識を確認する
OSCE 診察・面接・態度などを確認する
臨床実習 Student Doctorとして実習へ進む

CBTは国試の前哨戦のように語られることもありますが、本来は臨床実習前の安全性と教育水準を担保するための試験です。そのため、試験の内容としても、診療を行うための臨床推論と呼ばれる内容ではなく、臨床知識を確認する内容が主となっています

医学部CBTはいつから対策?

ここからは、医学部CBTに向けた勉強開始時期と対策の考え方を整理します。CBTは範囲が広いので、直前の詰め込みだけで乗り切ろうとするのは無理です。

CBTはいつから勉強を始めるべき?

医学部CBTの勉強は、一般的には本番の半年前くらいから全体像を意識し始めるのが現実的です。もちろん、大学の試験や部活、研究、実習準備などで忙しさは人によって違います。さらに、自分が目指すレベルによっても違います。なので、半年前という数字はあくまで一般的な目安です。

僕の感覚では、最初から完璧を狙うよりも、まずは出題範囲を広く一周して、苦手分野を早めに見つける方が良いと思います。CBTは範囲が広いので、短期間でも暗記が通用しません。

おすすめの考え方

半年前は全体把握、3か月前は問題演習、1か月前は弱点補強と本番形式への慣れに使うと進めやすいです。

ただし、これはあくまで本当に理想的に進めることができる人のプランです。正直、半年前からコツコツと対策を始めることができる人は、ごく僅かで、上位2割くらいだと感じています。CBT前の半年から1年間にわたり、臨床科目の定期試験がある大学もあり、なかなかCBTだけに集中することができないのが現実です。

僕が書いたnoteでは、何をどの順番で潰すかを重視しています。CBT対策で大事なのは、自分のレベルと目指している目標に合わせて、どこを優先的に勉強していくかを決めることです。特に、高得点を目指している人ではなく、部活やバイトなどで忙しい人、下級生の頃の成績が芳しくなく、とりあえず合格を目指している人には、迷わず進んでいけるように具体的に学習プランを提示しています。

落ちたらどうなる?

医学部CBTで到達基準に届かなかった場合、一般的には再試験になります。ここで、注意があります。CBTは国が管理する試験です。難易度や合格基準に関しては、本試験と変わりません。ただ、再試験が追加で行われるとか、大学教員の裁量によって不合格がなんとかなるとか、そんなことは一切ありません。到達基準に満たなかった場合は、無慈悲に不合格となり、留年です。

CBTの合格基準について利用されているIRTについては、こちらの記事で詳しく説明しています。合わせて読んでみて下さい。

ちなみに、大学によって違うとは思いますが、本試験から再試験までの期間はだいたい1ヶ月くらいです。これが意外と短いです。僕も再試験経験者ですが、その期間にはOSCE対策の実習もあり、思った以上に時間がありませんでした。全ての範囲を再度勉強し直すには時間が少ないと感じました。範囲が広いこともあり、再試験前の緊張感と焦りは、これまでの定期試験の再試験とは比べ物にならないくらい大変でした。再試験でなんとかなるとは、決して思わないようにしてください。

再試験に落ちてしまうと留年になりますが、他の学年と違って、年に1度のCBTのためだけに留年することになり、ほとんどの大学がCBT留年では授業などがないと思います。新たな友達も出来づらく、勉強仲間も作りづらいです。

ただ、過度に安心させるつもりはありませんが、CBTの再試験に落ちて留年する人は、正直かなり少ないです。大学によっても差があるとは思いますが、数%と言われています。周りの人と同じように勉強をすれば、問題なく突破できる試験のはずです。

効率よく点数を伸ばす方法

CBTで効率よく点数を伸ばすには、全範囲を均等に眺めるだけでは不十分です。重要なのは、頻出分野、苦手分野、間違えた理由を分けて管理することです。

CBTでは、疾患などについて一対一対応で、知識を問われるような問題も多いです。ただし、それと同じくらい鑑別問題も多いです。これまでは、各臨床科目ごとに試験があり、それに対する疾患の勉強をしてきたと思います。ただ、CBTは診療科目をまたがって、問題が出てきます。そこが大きな違いであり、1番難しいポイントです。

CBTでは、範囲が全範囲ですが、得点が取りやすいポイントや差がつくポイントがあります。基礎医学も臨床科目も、公衆衛生などもある中で、範囲を最初から順番に勉強していては、かなり効率が悪いです。問題形式にも3つのパターンがあるため、そこも踏まえて対策する必要があります。僕が書いたCBT攻略noteでは、そこを1番重点的に書いています。僕はCBTでの留年経験があるため、かなり慎重に優先順位をつけて勉強をしていました。全ての範囲に対して十分に対策をし、高得点を叩き出している成績優秀者と違って、留年経験があるからこそ、CBTを研究し尽くした経験があります。ギリギリで不安な人だけでなく、対策を開始しようとしている段階で、まずは全体像を把握したい人にもかなりおすすめです。

医学部のCBTはいつから準備すべき?

医学部のCBT試験は、4年生の臨床実習前に受ける試験です。再試験に落ちると実習に進むことができず、留年になってしまいます。では、いつから準備すべきかという質問に対しては、本番の半年前から意識し、3か月前には本格的な問題演習に入るのがひとつの目安だとしてきました。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、理想論です。さらに自分の学力や目指しているIRTによって、変わってきます。

もし今の時点で、何から始めればいいかわからない、問題集を解いても定着している感じがしない、CBTとOSCEの両立が不安という状態なら、より優先順位をしっかりとつけて勉強を行うべきです。

僕が書いたCBT攻略noteでは、対策を始める時期によって、何を優先的に勉強していくべきかを具体的に示しています。3ヶ月前から始める人、逆に1ヶ月前からでも合格を掴むための最低限の道筋を書いています。全体像を掴むためにも、直前期に切羽詰まっている人のためにも、かなり有用な力作です。

一部、有料記事となっていますが、SNSでの拡散に伴う割引や、購入者限定での無料相談も行なっています。勉強方針に悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

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